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累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

コラボ・グッズ
累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

ゲーミング家具ブランド「Bauhutte(バウヒュッテ)」を展開するビーズ株式会社が、冬物ゲーミングアイテムの今季の本格販売を開始しました。冬の定番である着る毛布「ダメ着」シリーズも、全国の販売店とECサイトで販売されています。あわせて同社は、累計約10万着を記録したダメ着の19年にわたる進化を振り返る開発史を公開しました。

累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

キャンプ用の「人型寝袋」から室内ウェアへ

ダメ着のルーツは2007年の「ドイツ軍の手を出せる寝袋」です。緊急時にとっさに動けるよう作られたミリタリーギアをベースに、姉妹ブランドのDODがキャンプ用の「人型寝袋」として開発を始めました。その後、「家で着たら快適なのでは」というユーザーの声を受けて、2013年に室内向けの『人型寝袋フリース』が登場します。現在の「ダメ着」という名前で本格的なマーケティングが始まったのは2015年です。

シリーズの代名詞である「着たままトイレシステム」も、この時代に生まれた仕組みです。もともと命を守るための装備だった構造が、現在は「究極の自堕落」を支えるために受け継がれています。このシステムは、次のようにバージョンアップを重ねてきました。

  • 着たままトイレシステム1.0(2013年):ウエスト部に面ファスナーを配した初代モデル
  • 着たままトイレシステム2.0(2014年):ジッパー式に変更
  • 着たままトイレシステム6.0(2019年):ファスナーの縫い付けとカーブを調整
  • 着たままトイレシステム7.0『FUNDOSHI』(2019年):ファスナーを延長し、お腹側まで大きく開くように
累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

ゲーマー向けとして支持される理由

ダメ着は2018年からゲーマー専用の機能を搭載し、「ゲーミング着る毛布」としての地位を築いてきました。部屋を暖めすぎると集中力が落ちやすく、PCも熱暴走のリスクが高まります。ダメ着は、部屋やPCは冷やしたまま体だけを直接温めるという発想で、この冬特有の悩みに対応しています。

全身を包み込む構造のため、ゲーミングチェアに深く座っても、ベッドで激しく寝返りを打っても毛布がはだけません。さらに「着たままトイレシステム」によって、短いマッチング待ちの間でもウェアを脱がずにトイレを済ませ、すぐにゲームへ戻れる点も特徴としています。

「ツナギなのに突っ張らない」までの試行錯誤

一般的な衣服は立って動くことを前提に作られていますが、ダメ着はそれに加えて、寝転がる、あぐらをかく、丸まるといった動きも妨げない設計が求められます。どの姿勢でも生地が突っ張らず、なおかつ熱を逃がさない構造にするため、プロトタイプの修正が何度も繰り返されました。企画・開発担当者によると、社内のさまざまな体型のスタッフに無理な体勢をとってもらい、広報担当も何度も床に転がりながらサイズ感を詰めたそうです。着たままトイレシステムについてもスタッフ自らが実地で検証し、初回は便器にポチャリとやってしまう悲劇(?)を乗り越えながら、仕組みを考え抜いたといいます。

累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

歴代の主なモデル

  • BIBI LAB 初代ダメ着(2015年):「何も着ていないような開放感」をコンセプトにしたワンピース構造のモデル。着たままトイレシステムや、頭からつま先までを覆うフルカバー仕様など、現在のダメ着の土台となる要素をすでに備えていました。
  • ダメ着4G(2019年):累計約3万着を販売した、シリーズ史上最大のヒット作。伸縮性に優れた高密度のベロアフリースを採用し、ヘッドセットに対応する大型フードや、指の出し入れを細かく調整できる「可変ミトン」を搭載しています。
  • ダメ着4G ネクスト(2023年):累計約1.7万着を販売した、ダメ着4Gを大幅に進化させたモデル。精密なマウス操作を妨げないミトン形状「ガントレットモード」や、大きく開閉できるよう改修した「FUNDOSHI(着たままトイレシステム7.0)」を採用しました。
  • ダメ着4SG(2024年):スマホゲーマーに特化した上下セパレートモデル。大容量バッテリーを収納できるポケットと給電用の配線ホールを備え、寝ながらのスマホ操作のほか、ちょっとした外出にも対応します。現在も販売中です。
累計約10万着の着る毛布「ダメ着」、ルーツはドイツ軍の寝袋だった Bauhutteが19年の進化をひもとく

2026年冬の最新モデルは近日発表予定

ダメ着シリーズはこれまで、着たままトイレシステムのナンバリング更新や、ベロアフリース素材の高密度化による保温力の向上など、毎年のようにアップデートを重ねてきました。Bauhutteは現在、過去のノウハウとユーザーの声を集約した2026年の最新ダメ着を準備しており、その発表が近く予定されています。

Bauhutteは、大阪府東大阪市に本社を置くビーズ株式会社(代表:大上響)の自社ブランドです。

出典:ビーズ株式会社