「ピクトレ」で新潟の街を歩いて防災設備を探そう 「にいがた2km防災実証」が11月1日スタート
スマートフォンゲーム「ピクトレ」を使い、街を歩きながら防災設備の場所を覚える取り組みが新潟市で始まります。株式会社Digital Entertainment Asset(DEA)、Growth Ring Grid Pte. Ltd.(GRG)、新潟市の3者は、2026年11月1日(日)から11月29日(日)までの4週間、「にいがた2km防災実証」を実施します。舞台は、新潟駅から万代、古町へと続く都心軸「にいがた2km」エリアです。
街歩きで消火栓やAEDの場所を体で覚える
参加者はゲームとして街を歩き、消火栓や防火水槽、避難所標識、AEDなどの防災設備を見つけて撮影します。さらに、見つけた設備へもう一度足を運ぶことで、設備の場所を体で覚えていく仕組みです。
この実証は、全国で開催されている「ピクトレ防災チャンピオンシップ2026」の一環として行われます。同チャンピオンシップは累計16万DLのアプリ「ピクトレ」で8月1日に開幕しました。約2か月半で防災設備の点検は25万件超、スポット訪問は44万件超となり、合わせると69万件超に上ります。ユーザーの活動地域は1,048以上の市区町村に広がっています。毎週日曜の公式ライブ配信で全国ランキングが発表され、11月30日の閉幕時に「日本一、防災が進んでいる街」が決まります。
新潟市は、ゲームなどの新しい技術を活用し、「にいがた2km」エリアの回遊や賑わいを生み出す取り組みを進めています。今回の実証もその一環です。市民が楽しみながら地域を改めて知り、防災にもつながる機会として、複数の企業とも連携して実施されます。
遊び方と参加方法
参加方法は、無料アプリ「ピクトレ」(iOS/Android)をインストールし、エリア内でプレイするだけです。事前登録は必要なく、参加費も無料です。ゲームの内容は次の2つです。
- 街中にある防災設備(消火栓・防火水槽・避難所標識・AED・防災倉庫など18種類)を見つけ、撮影して投稿する
- すでに見つかっている設備へ改めて足を運び、チェックインする(「避難訓練」)
得点はどちらも1件につき1点です。毎週月曜に週間結果が発表され、発見数と避難訓練チェックイン数の上位者、および抽選で選ばれた参加者に賞品が贈られます。最終結果は11月30日(月)に発表されます。
実証終了後は、参加者数、設備の発見数、避難訓練チェックイン数、エリア内の防災設備の分布が集計され、12月に新潟市へ報告されます。役割分担は、新潟市が市の広報媒体での告知と成果の受領、DEAがゲーム運営、集計、結果発表、成果報告を担当します。協力企業・団体は賞品の提供、告知、成果の可視化などで協力し、その詳細は後日発表されます。
市と運営会社のコメント
新潟市 都市政策部 政策監の宮崎博人氏は、ゲームとして楽しみながら防災意識を高めるこの取り組みについて、新たな価値の創造を目指す「にいがた2km」にふさわしいと評価しています。そのうえで、多くの人が参加することで「にいがた2km」の魅力も発見されることに期待を寄せました。
DEA 代表取締役社長の山田耕三氏は、「防災は、いざという時に自分の足で動けるかどうかが重要です」と述べています。街を歩いて消火栓やAEDの場所を体で覚える習慣づくりのきっかけになればとし、「目指そう!新潟市を防災 日本一に!」と呼びかけました。
「ピクトレ」とは
「ピクトレ」は、チームに分かれて電柱やマンホールなど身近な通信設備アセットを撮影し、撮影したアセットの量や距離を競うチームバトルゲームです。電柱への「チェックイン」や「撮影」、撮影した電柱同士の「コネクト(繋ぐ)」でポイントを獲得できます。地域や社会課題に応じた特別企画も展開しており、「ピクトレ防災チャンピオンシップ2026」は、全国1,741市区町村を舞台に防災設備や避難場所などの情報をゲームを通じて収集・可視化する取り組みです。なお、新潟市では過去にカーブミラーの点検にも活用されています。





