「フォーメーションZ」の自機イクスペルがプラキット化、海老川兼武氏リファインで変形も再現
「溜め撃ち」を生んだ1984年のアーケードシューティング「フォーメーションZ」。その自機である形態可変戦闘メカ「イクスペル」が、登場から42年を経てプラスチックキットになります。手がけるのは株式会社千値練(センチネル)で、往年の名作ゲームに登場したメカを立体化する新ブランド「GM²I(ジーエムアイ)」の第1弾です。予約は10月23日から、センチネルストアと全国の取扱店舗・ECサイトなどで始まりました。

ロボットと戦闘機、ふたつの姿をシャープに再構築
デザインリファインを担当したのは、「機動戦士ガンダム00」や「フルメタル・パニック!」シリーズで知られるメカニックデザイナーの海老川兼武氏です。地上形態(ロボット)と空中形態(戦闘機)のどちらも、スマートでシャープなシルエットに仕上げられています。
一部のパーツを差し替えることで、ふたつの形態を行き来できます。さらに、家庭用ハード移植版のパッケージイラストに描かれた「変形途中」の姿も、ある程度まで再現できるそうです。当時あのイラストに見入った人には、刺さるポイントではないでしょうか。
可動域を広げて、ビームキャノンを両手で構える
肘関節と股関節は引き出し式で、動かすと可動域が広がります。付属する105mmビームキャノンを両手で構えたり、勢いのあるポーズをとらせたりして遊べます。全高は約150mmで、組み立てやすさにも配慮されています。カラーリングは成形色とシールで設定に近づけられる仕様です。
- 海老川兼武氏のリファインによる、シャープな造形
- パーツの差し替えで、地上形態(ロボット)と空中形態(戦闘機)に変形
- 家庭用移植版パッケージイラストの変形途中の姿を、ある程度まで再現できる
- 全高約150mmで、成形色と付属シールにより設定に近い配色を再現

「フォーメーションZ」とイクスペルのおさらい
「フォーメーションZ」は1984年にアーケードで登場した横スクロールシューティングです。1985年には家庭用ハード向けに移植され、その後もPCや携帯アプリへと展開されてきました。ゲームの歴史では「溜め撃ち」の概念を生んだ作品として知られています。シリーズは今も続いており、株式会社シティコネクションから「ファイナルフォーメーション」(2025年)と「FZ: Formation Z」(2026年)が新作としてリリースされています。
設定では、舞台は西暦2701年です。反乱を起こした連邦軍第9特殊機甲師団(のちのザナック軍)の総攻撃で、地球連邦は半ば壊滅状態に陥っています。イクスペルはザナック軍の特殊兵器に対抗するため地球連邦が開発した機体で、戦闘機に白兵戦用ロボットの機能を加えています。状況に応じて2形態を使い分けられますが、初出撃の時点では未完成でした。携行する105mmビームキャノンからは「ビッグバン」と呼ばれる強力な攻撃を放てます。

価格・発売時期と、新ブランドGM²Iの顔ぶれ
商品名は「GM²I イクスペル プラスチックキット」で、価格は8,800円(税込)です。発売は2027年8月の予定で、予約は2027年3月4日まで受け付けています。内容はキット1セットです。
GM²Iのスタッフも見逃せません。プロデューサーは「スーパーロボット大戦」シリーズで知られる寺田貴信氏です。デザインリファインには海老川兼武氏に加え、「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」やNintendo Switch「XenobladeX Definitive Edition」を手がけた柳瀬敬之氏が名を連ねています。第1弾がイクスペルとなると、次にどの名作メカが選ばれるのかも気になってきます。
出典:株式会社 千値練





